収益はこれから。:でも40代の私がブログを続けられている理由

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収益ゼロ。でも私がブログをやめなかった理由

40代の私がブログを始めたのは、収益を得るためというのは正直なところですが、それよりも「何か自分の経験を残したい」と思ったのがきっかけでした。

医療職として働きながら、ふと空いた時間に書き始めたブログ。最初は書くことで満足していましたが、次第に「どうせなら誰かの役に立つ記事にしたい」と思うように。そして、収益化のことも少しずつ意識するようになりました。

とはいえ、現時点でブログからの収入はありません。でも、私はブログを続けられています

この記事では、収益がまだ出ていない今だからこそ書ける、「なぜ今も続けていられるのか」という視点で、実体験をもとにお話しします。

もしあなたがブログを始めたばかりで不安を感じていたり、「なかなか続かないな」と思っているなら、きっと何かヒントになるはずです。

40代でブログを始めた理由

40代になって感じ始めたのは、「これまでの経験を、なにかの形で積み重ねて残したい」という思いでした。本業の医療職は、毎日が慌ただしく、自分の考えや日々の小さな変化をアウトプットする余白がなかなかありません。

そんな中で出会ったのがブログという表現手段でした。SNSのように瞬間的に流れていくものではなく、自分のペースで書き溜めていける場所。誰かに向けて発信しながら、自分自身の記録にもなる。それが私にとってちょうどよかったのです。

最初は “副業” という意識よりも、「文章を書くこと自体が好き」「生活のなかで得た気づきを残しておきたい」といった素朴な気持ちでした。健康習慣、EVの使い勝手、朝のルーティン…。どれも私の生活そのものであり、書くことで客観的に振り返ることができるようになりました。

また、40代という年代は、仕事や家庭のことがある程度落ち着いてくる反面、「この先の働き方」や「自分の価値」について考え始める時期でもあります。そうした漠然とした不安や迷いも、ブログに書き出すことで少しずつ整理されていったように思います。

ブログは、始めるのに資格も設備も必要ありません。必要なのは「少しずつでも書きたい」という気持ちだけ。40代だからこそ感じること、伝えられることがきっとある——。そう信じて、私はブログを始めました。

稼がなきゃと思わないから続いた

収益化へのプレッシャーと習慣化への焦点のバランス

ブログを始めるにあたって、もちろん「いつか収益が出たらいいな」という気持ちはありました。でも、最初のうちはほとんど誰にも読まれず、PVはゼロに近い日が続きました。それでも、不思議と苦にはなりませんでした。

理由はシンプルで、「稼がなきゃ」というプレッシャーがなかったからです。

私は医療職として本業があるため、生活のために今すぐブログで収入を得なければいけない、という切迫感はありませんでした。だからこそ、収益を急ぐよりも、「書きたいことを、自分のペースで書く」ことを大切にできたのだと思います。

もちろん、アフィリエイトや収益化の仕組みについて学ぶこともあります。でも、それは “今すぐお金に変える” ためではなく、“より読者の役に立つ形に整えていく”という感覚に近いです。

むしろ、もし最初から「ブログで稼がないと意味がない」と思っていたら、今頃やめていたかもしれません。成果が出るまでには時間がかかりますし、数字だけを見て一喜一憂していたら、続けるのが苦しくなってしまうからです。

私は、「毎週1記事書けたらOK」「とにかく1年はやってみよう」といったように、自分なりの小さな目標を設定してきました。完璧な記事でなくてもいいし、少しずつ上達すればいい。そう考えることで、書くことそのものが “楽しみ” に変わっていきました。

結果的にその姿勢が、「続ける力」になっていると感じます。

収益化は焦らず、習慣化を優先する。これが私にとっての、ブログとのちょうどよい距離感です。

本業とブログの両立:私の時間の使い方

私が意識しているのは、「時間を作る」のではなく、「ある時間をどう使うか」という視点です。

例えば、私の朝は5時40分に始まります。水素水を飲んでから軽い朝食をとり、階段昇降を40〜50分、ストレッチと腕立てもこなします。この運動のあと、頭がすっきりして集中できる時間帯を、ブログのために活用しています。平日の朝に30分でも書けたら、その日は「一歩進めた」と思えるのです。

また、階段の登り降りの中で思いついたアイデアや言葉は、スマホのメモや音声入力でサッと記録しています。通勤中やちょっとした待ち時間も、ネタ出しや構成の確認には十分使えます。

週末には、1〜2時間を使って一気に下書きをまとめたり、見出し構成を整えたりします。まとまった時間が取れなくても、少しずつ積み重ねていけば、記事はちゃんと形になっていきます

本業と両立するためには、「完璧な時間」よりも今できる最小の一歩」に意識を向けることが大切だと感じています。

私にとってブログは義務ではなく、自分の生活を豊かにする “もうひとつの習慣。だからこそ、毎日のルーティンの中に無理なく組み込めたのだと思います。

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テーマを絞ったから、迷わなかった

ブログのテーマ選択サイクル

ブログを始めたばかりの頃は、「何を書けばいいのか迷う」という声をよく耳にします。私自身も、最初のうちは手が止まることが何度かありました。

でも、書くテーマをある程度絞ったことで、迷いが格段に減りました。

私の場合は、自分が日々取り組んでいる「健康習慣」「EVとの暮らし」「朝活・習慣化」といったテーマを軸にしています。これらはすべて、私自身が経験し、試行錯誤してきたことばかり。だからこそ、無理にネタを探す必要がなく、自然と言葉が出てくるのです。

また、テーマを絞ることで、読者にも「このブログはこういうことを書いている場所なんだ」と伝わりやすくなります。結果として、ブログ全体の方向性にも一貫性が出てきました。

最初から「このジャンルでいく!」とガチガチに決める必要はないと思います。でも、「自分がよく話すこと」「友人に勧められること」「続けられそうな関心事」をベースに、2〜3個のテーマにしぼって書いていくと、継続しやすくなると感じました。

テーマ選びは、続ける上での “土台 になります。私は、生活の延長にあるテーマに絞ったからこそ、ブログを「特別なこと」ではなく「日常の一部」として捉えられるようになりました。

収益化はこれから。でも着実に準備中

現在の私は、まだブログから収益を得られているわけではありません。でも、「いずれは読者の役に立ちながら、収益にもつながればいいな」という気持ちで、少しずつ準備を進めています。

そのひとつが、ASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)への登録です。今のところは、使ってみた商品のレビューや、自分の体験をもとに紹介できる内容を中心に、記事の中で自然に触れる形にしています。無理に売ろうとはせず、「これは私には合っていた」という等身大の書き方を心がけています

また、記事の中での内部リンクの設計も意識するようになりました。関連する記事を適切に繋げていくことで、読者が迷わず他のページにも進めるようになり、結果的にブログ全体の滞在時間や信頼感にもつながっていると感じます。

さらに、記事構成や見出しの工夫も徐々に取り入れています。検索する読者が求めている情報に応える形で、記事の冒頭に結論や要点をまとめたり、見出しで話の流れをわかりやすく伝えたり。こうした積み重ねは、収益化の土台にもなると信じています。

まずは信頼されるブログを作る」。その意識があるからこそ、今は焦らずに、丁寧に記事を積み重ねています。収益化をゴールに置くのではなく、その過程で読んでよかった」と思ってもらえる記事を増やしていくこと。その先に、自然と成果がついてくるのではないかと思っています。

ブログで得られた “お金以外の価値”

ブログの旅の達成

ブログを続けてきて強く感じるのは、「たとえ収益がなくても、得られるものはたくさんある」ということです。

まず一番大きかったのは、誰かの役に立てたという実感です。何気なく書いた階段登り降りの体験記事に「やってみます!」というコメントをもらったとき、自分の経験が誰かの背中を押せたことに驚きと喜びを感じました。

また、ブログを書くことで、自分自身の考えや生活を客観的に見つめ直せるようになったのも大きな変化です。毎日の健康習慣や時間の使い方を記事にすることで、自分の生活が整っていく感覚がありました。ブログはまさに “思考と行動の記録帳” のような存在です。

さらに、書くことを通じて得られた表現力や情報整理の力も、日常や仕事で活かせるようになっています。読み手を意識して構成を考えることは、伝える力そのものを育ててくれました。

そして何より、「続けている自分」に自信が持てたこと。収益が出ていなくても、何十本もの記事を積み重ねてきた事実は、自分にとって小さいけれど、確かな誇りになっています。「やりたいと思って始めたことを、コツコツ続けられている」という実感は、数字では測れない価値です。

ブログを始めたときには想像もしなかった「お金以外の価値」。それが、今の私にとって、何よりの原動力になっています。

まとめ:「続けること」が最大の資産になる

ブログを始めた当初、私は収益のことを深く考えていませんでした。とにかく「書いてみたい」「記録しておきたい」。そんな思いから始まった小さな一歩が、今も続いています。

振り返ってみると、収益が出ていなくても得られたことはたくさんありました。生活の見直し、人とのつながり、自分への信頼感 —— どれも、お金以上に価値のあるものばかりです。

まだ収益化はしていません」と正直に言えるのは、むしろ強みだと感じています。なぜなら、数字よりも “継続してきた経験” こそが、ブログをやっている意味そのものだからです。

もし、今「ブログって続けられるのかな」と不安に思っている方がいたら、こう伝えたいです。

大丈夫。自分のペースで積み重ねていけば、それだけで価値になると。

おことわり

この記事は、筆者自身の体験と感じたことをもとに執筆しています。
現在ブログ収益化は進行中であり、成果を保証するものではありません。

あくまで一個人の継続の工夫として、参考程度にお読みいただければ幸いです。

本記事で使用した画像はNapkin AIを利用しています。

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この記事を書いた人

30代後半から階段の登り降りを始め、10年近く継続中。
週2〜3回の運動で13 kgの減量に成功した経験をもとに、
無理のないシンプルな健康習慣を発信しています。

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