水素水×階段昇降ダイエット、5年続けてどうだった?
「水素水ダイエットって本当に効果あるの?」
私も最初は半信半疑でした。でも水素水を飲み始めてみてからは気づけば5年以上、また朝活の一環として、水素水を飲んでから階段の登り降りをするという習慣を始めてからは1年近く続いていました。
この記事では、水素水を毎朝飲みつつ、階段の登り降りを習慣にしてきた私の体験をもとに、「効果はあったのか?」「続ける意味はあるのか?」といったリアルな視点でお伝えします。
もちろん、水素水に劇的なダイエット効果があるとは言い切れません。科学的にも、まだはっきりとした根拠が揃っているわけではないからです。ただ、朝のスイッチとして取り入れることで、日々の体調や運動への意欲に小さなプラスがあるように感じています。
私にとって水素水は、“やせる魔法の水” ではなく、毎日を整える「習慣のパートナー」。
そんな視点で、飲むタイミングや注意点、よくある疑問についても誠実にお話ししていきます。
水素水ダイエットとは?:効果の誤解と科学的な話

「水素水」と聞くと、「体に良さそう」「ダイエットや美容に効きそう」とイメージされる方も多いでしょう。私もそのひとりでした。
水素水とは、水に分子状水素(H₂)を溶かした飲料です。市販はペットボトルやパウチタイプが主流です。
なぜ「ダイエットに向く」と言われるかと言うと、
- 活性酸素を減らす可能性がある(=抗酸化作用)
- 代謝促進、むくみ軽減のサポート効果が期待される
…などが理由とされますが、これはあくまで可能性の話にとどまります。消費者庁も「健康・美容効果の明確な科学的根拠は不十分」と警鐘を鳴らしています。
一方で近年、運動後の疲労緩和や回復促進に水素水が寄与する可能性が複数研究で報告されています:
- ある研究では、競技レベルの水泳選手が4日間連続で水素水を飲んだところ、疲れがたまりにくくなったり、筋肉痛が軽くなる傾向が見られました。
特に、ジャンプの高さを測るテストでは、運動後でもジャンプ力が落ちにくかったという結果が出ています。 - 水素水を運動中に飲んだグループでは、筋持久力や全体のパフォーマンスが高まったという結果が報告されたこともあります。
- いくつかの研究結果をまとめた解析では、特に “インターバルトレーニング” のような断続的な運動の場面で、水素水が体の “サビ”(酸化)を抑える力を高めるかもしれないという可能性が示されています。
とはいえ、飲んだだけでやせるような魔法の水ではありません。むしろ私が感じたのは、
という点です。水素水はむしろ、習慣をつなぐ “起動剤” としての役割が大きいと感じています。
出典:Is Hydrogen Water Good for You? 5 Benefits
Could This Supercharged Water Be the Secret to Better Focus and Faster Recovery?
Hydrogen-Rich Water to Enhance Exercise Performance: A Review of Effects and Mechanisms
Can molecular hydrogen supplementation reduce exercise-induced oxidative stress in healthy adults? A systematic review and meta-analysis
私の朝活ルーティン:水素水を組み込んだ “動ける朝” のつくり方

私が水素水を飲み始めたのは、「朝、気持ちよく目覚めたい」「無理なく運動を続けたい」と思ったのがきっかけでした。当時から、階段の登り降りをする習慣はあったものの、冬場などは体がなかなか動かず、気合いだけで続けていたのを覚えています。
そこで試してみたのが、「起床後すぐに水素水を一本飲む」こと。すると不思議と、体がスーッと軽くなるような感覚がありました。もちろんプラシーボかもしれません。でも、朝のスイッチが入りやすくなる感覚は、私にとって大きな助けでした。
私の朝活スケジュール
現在の朝の流れは、以下のようになっています:
- 起床(5:40)
- 目覚めの一杯:水素水(7〜10 ppm/ペットボトル式)
- 軽い朝食(青汁+牛乳)
- 階段の登り降り:地上6階分を約40〜50分かけて往復
- 軽いストレッチと腕立て伏せ(朝の締め)
ポイントは、「水素水を飲んでから、運動に向けてゆるやかにエンジンをかける」という流れです。飲んでから30分〜1時間後に運動するこのサイクルは、前述の研究にもあるように酸化ストレスの軽減やパフォーマンス補助に寄与する可能性があります。
階段昇降×水素水が私に合っていた理由
正直、水素水だけで体重が減ったとは思っていません。私の場合は階段の登り降り(有酸素運動)を10年以上継続し、13 kgの減量を達成しています。
でも、朝のやる気や気分のムラは常につきもので、「今日はやめようかな…」と思うことも何度もありました。
そんな時、水素水を一杯飲むことで「よし、やるか」と気持ちが前を向く ―― この “ほんの少しの後押し” が、長く続けるうえでとても重要だったんです。
だから今では、水素水は “栄養ドリンク” ではなく、“行動を支える習慣の一部”。特別なものではなく、静かに背中を押してくれる存在という位置づけで、毎朝欠かさず飲んでいます。
実際に感じた効果・感じなかったこと(体験レビュー)
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✅ 朝の目覚めがスムーズに
最もはっきり感じたのは、朝の立ち上がりの軽さでした。起床直後に水素水を飲むようにしてから、頭がスッと冴えるような感覚があり、ぼんやりした朝の “もたつき” が和らいだのを実感しています。
「これって気のせいかな?」と思って調べてみると、水素水には自律神経にアプローチする可能性があるとの研究もあるようで、そうした体の “立ち上がり” をサポートする面では相性が良かったのかもしれません。
✅ むくみにくくなった気がする
階段の登り降りを日課にしていると、「今日はちょっと足が重いな」と感じる日があります。水素水を飲んでいると、朝のむくみ感が軽くなる日が増えた印象がありました。これはたまたまの体調かもしれませんが、飲まない期間に比べて違いを感じる場面が何度もありました。
✅ 肌と髪の調子が安定してきた気がする
5年という長期で水素水を飲み続けてきた中で、ふと感じたのが「肌の乾燥が前より気にならなくなった」という変化です。朝の肌ざわりがしっとりしていて、冬場でも粉をふくようなことが減りました。
また、髪の指通りやツヤもなんとなく整ってきた印象があります。もちろん、年齢や食生活、運動習慣など他の要素も影響していると思いますが、水素水を取り入れ始めた時期と変化が重なっていたのは確かです。
「肌や髪が劇的に良くなる」というよりは、じわじわと整ってきた “体の内側からの変化” を感じるイメージですね。
❌ はっきりとは感じなかったこと
一方で、「水素水を飲めば体重が減る」「お腹の脂肪が落ちる」といった直接的なダイエット効果は、私の場合は感じませんでした。
あくまで私が減量できたのは、階段の登り降りを週に2〜3回、40〜50分間継続した運動習慣によるものです。
だからこそ、水素水は “サポート役” として取り入れるのがちょうど良い。これが私の正直な感想です。
続けられるかどうかがカギ
どんな健康習慣でもそうですが、「効果があるかどうか」よりも「続けられるかどうか」のほうが重要だと私は思っています。
水素水はクセがなく飲みやすく、朝の習慣にも自然に馴染みやすい。私にとっては、“続けることのハードルが低い” という意味でとても相性が良かったです。
よくある疑問に答えます(FAQ形式)
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水素水ダイエットや健康習慣としての取り入れ方について、私自身も最初は疑問だらけでした。ここでは、これまでに実際に聞かれたことや、検索されやすい内容をもとに、よくある質問と私なりの答えをまとめます。
Q1:水素水って本当にやせるんですか?
→ 正直に言えば、「水素水を飲むだけでやせる」ということはありません。
私の場合も、減量に成功したのは「階段の登り降り」という運動を継続してきたことが大きな要因です。
ただ、水素水を飲むことで朝の目覚めがスムーズになり、「運動に向かう気持ちのスイッチが入りやすくなる」ことは感じました。
やせるというよりも、運動や生活習慣の質を少しだけ底上げしてくれる補助的な役割というのが実感に近いです。
Q2:飲むタイミングはいつが良いですか?
→ 私の場合は起床後すぐにペットボトル1本程度を飲むようにしています。
このタイミングで飲むことで、寝ている間に軽く脱水ぎみだった体に水分が入り、同時に水素も吸収されるので一石二鳥です。
運動と組み合わせるなら、飲んでから30分〜1時間後に体を動かすと、研究でもパフォーマンスの向上や疲労の軽減が期待されるとされています。
出典:Best Time of Day to Drink Hydrogen Water for Maximum Benefits
Q3:副作用や「好転反応」って本当にある?
→ 一般的な水素水(適切な濃度・成分)を飲む限り、副作用はほとんど報告されていません。
「好転反応(だるさ・眠気・お腹がゆるくなる)」という声もネット上では見かけますが、これは科学的には明確な根拠がなく、体質や生活習慣の変化に伴う一時的なものかもしれません。
私自身は特に副作用らしいものは感じておらず、5年近く無理なく続けられています。
Q4:どんな水素水がおすすめですか?
→ 私は7〜10 ppmのペットボトル式水素水を利用し続けています。
密封性が高く、劣化しにくい点と、持ち運びしやすいのがポイントです。
パウチ式や生成器タイプもありますが、濃度や保存性にばらつきがあるため、選ぶ際は「濃度の表示」「保存状態」「味・飲みやすさ」などを比較すると良いと思います。
今後、使用中の水素水レビュー記事も更新予定なので、そちらも参考にしていただければと思います。
まとめ:主役は習慣、サポートが水素水

水素水を毎朝飲み、階段昇降と組み合わせた朝活を続けてきて、改めて感じるのは ――
「水素水はあくまで “習慣を支えるパートナー” であり、ダイエットの主役は日々の行動そのもの」ということです。
水素水に過剰な期待を寄せるのではなく、あくまで「朝の体と心を整えるスイッチ」として活用する。
私にとってそれは、階段の登り降りという運動を無理なく続けるうえで、静かに背中を押してくれる存在でした。
水素水ダイエットはこんな人におすすめです
- 朝が弱く、なかなか運動に踏み出せない方
- 飲みやすくて続けやすい健康習慣を探している方
- “運動+水素水”で、体を内側から整えたい方
劇的な変化を求める人よりも、“コツコツ型” のあなたにこそ向いているのが、水素水を取り入れた習慣です。
これから始める方へ
最初から完璧を目指す必要はありません。
私も最初は「朝、なんとなく飲んでみる」だけでした。それが、今では5年以上続く朝活の一部になっています。
そう感じているなら、朝の1杯から始めてみるのもいいかもしれません。
たとえばペットボトルタイプの水素水を1日1本、朝の目覚めに取り入れてみる。そこから「今日はちょっと階段でも歩こうかな」という気持ちになれば、それがもう “前進” です。
主役はあなたの行動。水素水は、その習慣にそっと寄り添う存在です。
無理なく、でも着実に。そんな暮らしの一歩として、水素水を活用してみてはいかがでしょうか。
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おことわり
本記事は筆者個人の体験に基づき、水素水を取り入れた健康習慣や朝のルーティンについて紹介しています。記載されている効果・体感には個人差があり、すべての方に同様の結果を保証するものではありません。
また、水素水に関する科学的根拠は一部研究が存在するものの、現時点では効果が明確に立証されたわけではなく、医療的・栄養的アドバイスを目的とした記事ではありません。健康状態に不安がある場合は、医療機関などの専門家へご相談ください。
本記事で使用した画像はNapkin AIを利用しています。
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