立体駐車場に入るキャンピングカーは便利?:203 cm車高の安心感を実体験からご紹介

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立体駐車場に入れるキャンピングカーは、日常でもこんなに頼れる!

「キャンピングカーって便利そうだけど、背が高くて立体駐車場に入れないんじゃ…?」

もしそんな不安があるなら、私の体験談が役に立つかもしれません。
私が乗っているのは、車高203 cmのバンコンバージョン LIFE WALK社製「PlaythingAce SP」(トヨタ・タウンエースがベース車)。
ベッドや冷蔵庫、DCクーラー、FFヒーター、さらには電気ケトルや電子レンジも使える車中泊装備が揃った一台です。

これだけ聞くと「旅専用で普段は使いにくいのでは?」と思われそうですが、実際には日常の足としても快適に使えています
その理由の一つが、「203 cm」という絶妙な車高
一般的な立体駐車場(制限210 cm)にも問題なく入れるため、普段使いの買い物や通院などでも困ることがありません。

この記事では、「立体駐車場に入れるキャンピングカー」が日常に与えてくれる安心感と便利さを、私の実体験を通じてご紹介します。
また、最近登場した車高210 cm以下の「PlaythingPop」といった注目モデルにも少しだけ触れてみます。

車高203 cmってどんな高さ?【基礎知識と比較】

車種別の車高比較

「203 cmって、実際どのくらいの高さ?」と聞かれることがあります。
キャンピングカーにしては “低め” の部類ですが、普段使っている乗用車と比べると、やはり大きく感じるかもしれません。

まず、参考としてよくある車の車高を並べてみます。

車種車高(約)
コンパクトカー約1,500〜1,600 mm
ミニバン(ノア・セレナなど)約1,800〜1,900 mm
ハイエース(標準ルーフ)約1,980 mm
PlaythingAce SP(私の車)約2,030 mm(203 cm)

こうして見ると、PlaythingAce SP の203 cmという車高は、一般的な立体駐車場の上限「210 cm」にしっかり収まる高さです。
数字だけ見ると大きく感じますが、実際に走ってみるとそこまで “巨大” な印象はありません。

長さや幅に関しても、実はトヨタ・アクアとほぼ同じ程度(全長410 cm弱・幅170 cm弱)で、特別に「大型車を運転している」という感覚はありません。
取り回しも良く、都心部や狭い道でも十分に扱えるサイズ感です。

特にありがたいのが、大型ショッピングモールや病院、コインパーキングなど、高さ210 cm制限の立体駐車場にスムーズに入れること。
これは意外と日常での安心感に直結します。

背の高いキャンピングカーだと、駐車場の選択肢が限られたり、ちょっとした用事でも不便を感じたりすることがあります。
その点、「203 cm」というサイズは、車中泊仕様と普段使いのちょうどいいバランスを取ってくれているんです。

ちなみに最近では、同じくLIFE WALK社から、PlaythingPopというポップアップルーフ付きキャンピングカーも登場しました。
ベースは PlaythingAce SP と同じくタウンエースで、ルーフを閉じた走行時の車高は210 cm以下に抑えられており、こちらも立体駐車場対応を意識した仕様と言えます。

立体駐車場では私の PlaythingAce SP よりも高さギリギリではありますが、こうした「日常使いを意識したキャンピングカー」が増えてきたのも、ユーザー目線でうれしい変化ですね。

👉 PlaythingAce SP と Plaything Pop
👉 LIFE WALK公式サイト

PlaythingAce SP 実際の利用シーン【リアル体験】

高さ制限210 cmの立体駐車場にて

私がこのキャンピングカーに乗っていて、もっとも安心感を感じているのが「普段のちょっとした外出で困らない」ということです。

たとえば、買い物でよく利用する大型スーパーの立体駐車場。
車高制限は210 cmとなっておりますが、私の PlaythingAce SP(203 cm)は余裕を持って入庫できます
天井とのクリアランスも十分で、ヒヤヒヤせずに駐車できるのはとても快適です。

また、街中のコインパーキングを利用するときにも、高さを気にせず停められるのは本当にありがたいです。
「背が高いから駐車場に入れないかも…」という不安があると、目的地の選択肢が狭まってしまいます。
その点、この車高なら大抵の立体駐車場はクリアできるため、行動範囲が広がったと感じています。

とくに印象的だったのは、雨の日。
屋外の駐車場だと、キャンピングカーの荷室に濡れながら荷物を積み込むことになりますが、立体駐車場に入れるとそれが避けられるんです。
濡れたくない荷物や家族の乗降も、ストレスなくこなせるのは本当に便利です。

一方で、「あ、ここはちょっとギリギリだな」と感じた場所も確かにあります。

でも逆に言えば、「210 cmまでは入れる」という基準を知っておくだけで、行ける場所・ダメな場所の判断がしやすくなります。
実際、都市部でもこうした厳しい制限は少数派で、203 cmの車高で困る場面はほとんどありません

こういった日常の中で、「203 cmって、意外と困らないんだな」と実感する場面が何度もありました。
これからキャンピングカーを検討している方にとっても、「立体駐車場に入れる」というポイントは、日々の使い勝手を大きく左右する大事な要素だと思います。

「車中泊カーだけど普段使い」って実際どう?

出典:LIFE WALK公式サイト(https://www.lifewalk.co.jp/
掲載中の画像は、公式サイト上の情報を引用として使用しています。著作権はLIFE WALKに帰属します。

キャンピングカーというと、「旅行や車中泊専用の特別な車」というイメージを持たれがちです。
私自身、購入前は「日常の移動手段として本当に使えるのだろうか?」と不安に感じていました。

でも、実際に PlaythingAce SP を使ってみると、その不安はすぐに払拭されました。
街中でも扱いやすいサイズ感と、ミニバン感覚の運転しやすさ。この2点だけでも「普段使いOK」と言える安心感があります。

それに加えて、車中泊仕様の装備日常使い” でも本当に役立つんです。
たとえばちょっとした外出先での休憩中に、DCクーラーを効かせて快適に涼むことができますし、
寒い日にはFFヒーターで暖かい空間を作って着替えたり、朝食をとったりできます。

ちなみに、DCクーラーは車載用の電力で作動する冷房設備で、エンジンをかけずに使用できるのが特徴です。
一方のFFヒーターは、車のガソリンを使ってエンジン停止中でも車内を暖かく保てる暖房装置で、寒い季節の快適性を大きく高めてくれます。

さらに便利なのが、電気ケトルでお湯を沸かしてコーヒーを淹れたり、電子レンジで軽食を温めたできること。
旅先はもちろん、普段のちょっとした外出でも、「ここを自分だけの休憩所にできる」感覚があるのは本当に心強いです。

ただし、2人での使用は決して広々とは言えません
私もパートナーと使うことが多いですが、車内での動線や荷物の配置には、ちょっとした工夫と譲り合いが必要です。
でもそれは逆に、「旅の雰囲気」を日常の中でも味わえる、そんな贅沢な空間だと感じています。

維持費の面でも、思っていた以上に現実的でした。
エンジンは1,500 ccで、自動車税は年間およそ25,000円ほど。
燃費は街乗りで11〜13km/L、高速では14〜16km/Lと、今時のハイブリッドカーにはかないませんが、維持のしやすさも大きな魅力のひとつです。

「大きくて不便そう」という先入観は、乗り始めてすぐに消えました。
日常も旅も、一台でこなせる暮らしは想像以上に快適で、今では手放せない相棒です。

注意点・想定外だったこと

注意点と利点のバランスを評価する

ここまで「使いやすい」「便利」とお伝えしてきましたが、もちろん完璧な車というわけではありません。
実際に乗ってみて気づいた注意点 “ちょっと想定外だった” こともあります。

まず、立体駐車場は「210 cmまでOK」と書かれていても、実際はギリギリな場所もあるという点。
たとえば、大手町プレイス駐車場のように「205 cmまで」と明記されている場所もあり、そういったところにはもちろん入れません。
とはいえ、こうした制限が厳しい立体駐車場はかなりレアなケースです。
多くの都市部駐車場では210 cm基準が主流なので、203 cmの車高なら基本的には問題なく利用できる印象です。

もうひとつは、装備が充実しているぶん、操作や確認が多いこと。
DCクーラーやFFヒーター、電気ケトルや電子レンジ等、電装系の管理車載充電池の残量確認など、ある程度 “使いこなす意識” が必要です。
慣れてしまえば快適そのものですが、最初は「こんなことも確認するんだな」と思う場面もありました。

それでも、こうした注意点を上回る「自由」と「安心感」がこの車にはあります
自分の暮らし方に合っているかどうか、それを考える上えでの参考になればうれしいです。

まとめ:「203 cm」は、旅にも日常にも “ちょうどいい高さ” だった

「キャンピングカー=背が高くて不便」というイメージは、私自身の中でも最初は強くありました。
でも、車高203 cmの PlaythingAce SP に実際に乗ってみると、想像以上に “普段使いしやすいキャンピングカー” でした。

立体駐車場にも入れて、車中泊の設備が日常でも活躍して、走行性能は必要十分。
しかも、維持費や燃費も現実的で、旅にも生活にも自然に溶け込む存在になっています。

もちろん、全ての立体駐車場に入れるわけではないし、室内空間には譲り合いが必要な場面もあります。
でも、それを上回る「安心感」と「自由度」があるからこそ、私はこの選択をしてよかったと思えています。

もしあなたが、「旅にも出たいけれど、普段もちゃんと使える車がいい」と考えているなら──
高さ203 cmのキャンピングカーという選択肢意外と “あり” かもしれません

おことわり

本記事の内容は、筆者が実際にPlaythingAce SPを使用した体験に基づいて執筆しています。

立体駐車場の高さ制限や車両仕様は変更される場合があるため、最新情報は必ずご自身でご確認ください。

装備や機能の感じ方には個人差があります。参考情報としてお読みいただければ幸いです。

本記事で使用した画像はNapkin AIを利用しています。

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この記事を書いた人

30代後半から階段の登り降りを始め、10年近く継続中。
週2〜3回の運動で13 kgの減量に成功した経験をもとに、
無理のないシンプルな健康習慣を発信しています。

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