充電カードって必要?:使いながら比べたおすすめと選び方【2025年版】

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最初は不要だと思っていたけど… 充電カードを持ってよかった話

EVに乗り始めると、一度は気になるのが「充電カードって必要なの?」という疑問。

私自身、eKクロスEVに乗って約2年になりますが、当初は充電カードを契約せずに生活していました。自宅での普通充電が中心で、遠出の際も「無料スタンド」や「都度払いに対応しているスポット」を事前に調べて乗り切っていたからです。

ですが、EVでの暮らしが少しずつ日常になっていく中で、「持っていたほうが安心かも」と感じる場面が増えてきました。現在は、月額無料・都度払いで使える ENEOS Charge Plus を発行し、必要なときだけ利用するというスタイルに落ち着いています。

この記事では、同じように「契約すべきか迷っている方」や「自分に合ったカードを知りたい方」に向けて、主要充電カードの料金・対応スタンド・無料プランの有無などを徹底調査し、比較表にまとめました。

選び方のポイントやQ&Aも盛り込みつつ、最低限のコストで安心感を得る方法を、実体験も交えながらお伝えします。

ぜひ最後まで読んで、あなたにとってベストな1枚を見つけてみてください。

EV充電カードとは?:仕組みと使い方

どのEV充電カードを選ぶべきか?

EV充電カードとは、特定の充電スタンドで充電を行うために発行される「会員制のICカード」や、スマホアプリ連携型のサービスを指します。
主に公共・商業施設にある急速充電器をスムーズに使うための手段として、多くのEVユーザーに利用されています。

仕組みとしては、カードやスマホアプリをスタンドにかざすことで、利用認証が行われ、充電が開始される方式が一般的です。カードがないと利用できないスタンドも一定数あるため、登録しておくと安心です。

代表的な提供事業者としては以下のようなものがあります:

  • e-Mobility Power(旧NCSネットワーク)
  • エネチェンジ(ENECHANGE)
  • 日産 ZESP3 / ホンダ Charging Service / 三菱 電動車両サポート
  • ENEOS Charge Plus
  • TOYOTA Wallet(G‑Station)

中でもENEOS Charge Plusは、私自身が現在利用しているサービスです。ENEOSの急速充電スタンドで、会員価格で充電できるうえ、月額・入会費もかかりません。
登録後すぐにアプリやEneKey、専用カードなどで使用でき、都度払いで気軽に使える点が魅力です。

このように、充電カードは「月額制でお得になるタイプ」「無料登録で都度払いできるタイプ」「車種特化型サービス」など種類が豊富です。

次の章では、それぞれのカードの料金や対応スタンドを比較しながら、自分に合った選び方を見つけるための材料をご紹介します。

契約前に知っておきたい!:主要7社の充電カードを徹底調査しました

EV充電カードは、料金と利便性のバランスで分類できます。
カード名運営会社月額基本料急速充電料金対応スタンド数無料プラン特徴
e-Mobility Power(eMP)eMP1,540円〜27.5円/分〜約25,300基×国内最多の対応数。他社カードのOEM元
エネチェンジ(ENECHANGE)ENECHANGE無料〜1,078円都度払い可約5,000基アプリ完結型。無料プランあり
日産 ZESP3日産自動車550円〜定額/都度併用約6,000基急速利用に強い。定額プランあり
Honda Charging Serviceホンダ約550円〜約25円/分〜約7,000基ホンダ専用。アプリで簡単操作
三菱 電動車両サポート三菱自動車1,100〜2,750円27.5〜55円/分eMP系中心専用アプリ連携。2025年改定あり
TOYOTA Wallet + G‑Stationトヨタファイナンス無料300〜400円/回G‑Station中心プリペイド式。気軽に利用可
ENEOS Charge PlusENEOS0円46.2円/分(会員価格)約8,000基基本料・入会費0円。使った分だけ支払い。会員限定割引やキャンペーン有

※「△」:月額基本料金が条件付きで無料になる場合あり

EV充電カードにはさまざまな種類があり、それぞれのサービスに月額料金や充電単価、対応スタンド数などの違いがあります。ここでは、代表的な7つのサービスを整理し、どんな人にどのカードが合っているかを比較してみました。

まず、全国の急速充電ネットワークを広くカバーしているのがe-Mobility Power(eMP)。トヨタや日産、三菱など多くの自動車メーカーのOEM元でもあり、最も多くのスタンドで使えるのが特長です。ただし、月額基本料は高めなので、充電頻度の多い人向けといえます。

一方で、エネチェンジ(ENECHANGE)TOYOTA Wallet + G-Stationは、月額無料で都度払い可能なスタイル。カードを持たずにスマホアプリだけで使える手軽さがあり、利用頻度が少ない人にぴったりです。

そして今回新たに注目したいのが、ENEOS Charge Plus。ENEOSのスタンドを中心に約8,000基の急速充電器に対応し、月額・入会費無料で使える会員登録型サービスです。会員になるだけで1分あたりの充電単価が安くなり、気軽に始められる実用的な選択肢です。

また、日産のZESP3やホンダのCharging Service、三菱の電動車両サポートなど、メーカー独自のサービスもあります。これらは新車購入時に無料期間がついていたり、対応車種に特化した機能があったりと、車種との相性を重視した設計になっています。

このように、充電カードの選択肢は大きく「月額有料+定額型」「都度払い型(無料登録)」「メーカー特化型」に分けられます。自分の充電スタイルや利用頻度を見直すだけで、最適なカードがぐっと選びやすくなります

次のセクションでは、それぞれのカードがどんなスタイルに向いているのか、比較表とあわせて見ていきましょう。

無料で使える充電スタンドとは?:対象エリアと条件

「できれば無料で充電したい」と考えるのは、EVユーザーなら誰もが思うことですよね。実は、充電カードを契約していなくても使える無料のEV充電スタンドは、探せば意外と存在します。

たとえば、以下のような場所では条件付きで無料充電が可能です。

  • イオン・道の駅・アウトレットモールなどの商業施設
    • 館内利用者向けに30分まで無料の場合あり
  • 宿泊施設・温泉・キャンプ場など
    • 宿泊者専用の充電スタンドを無料開放の場合あり
  • 地方自治体・市役所・公民館など
    • 環境施策の一環として無料設置されている例もあり

ただし、こうした施設は「特定の営業時間内のみ利用可」「予約制」「先着順」「1日1回まで」などの制限つきが多いため、事前に確認しておくことが大切です。

無料スポットの検索には以下のアプリやサービスが便利です:

  • GoGoEV(gogo.gs):
    • 全国のEV充電スポットを条件検索可能
  • EVsmart:
    • 無料・有料のフィルター検索や口コミも豊富
  • Googleマップ:
    • 施設名+「EV充電」で候補を調べることも可能

また、自動車メーカーによっては一部提携スタンドを「新車購入者限定で1年間無料」などのキャンペーン対象としているケースもあります。

私自身も、自宅での普通充電が基本ですが、たまに遠出した際には、無料スポットがたまたまあれば積極的に活用しています。実際、月に1〜2回の遠出程度であれば、無料スポット+都度払い型のカードでも充分対応可能だと感じています。

ただ、都心部や高速道路沿いでは無料の選択肢が少ないため、念のために私はENEOS Charge Plusを発行しておき、必要なときに都度払いで利用できるようにしています。月額料金がかからないので「とりあえず持っておく」にはちょうどよく、今後の利用頻度の変化にも柔軟に対応できる安心感があります。

カードの選び方と比較ポイント

EV充電カードの選択ガイド

充電カードにはさまざまな種類がありますが、「どれを選べばいいかわからない」と感じている方も多いのではないでしょうか?
ここでは、EV初心者でも迷わずに選べるよう、比較すべきポイントをシンプルにまとめました。

利用頻度(月に何回充電するか)

  • 週1回以上、外出先で充電する方:
    • 月額プランで充電単価が安くなるカードがお得
  • 月に数回だけ or 自宅充電がメインの方:
    • 都度払い型、月額無料タイプが便利

よく使う場所(エリア・充電スポット)

  • 高速道路SAや都市部を頻繁に使う方:
    • eMP対応カードがベース
  • イオンや道の駅などを使う方:
    • 無料充電+都度払い型でカバー可能

車種との相性(特に新車購入者)

  • 日産、ホンダ、三菱のEVに乗っている方
    • メーカー専用カードの特典を確認
  • キャンペーンによって初年度無料などもあり
    • 購入時の案内は必ずチェックを

初期費用・月額コスト

  • できるだけ費用を抑えたい方
    • エネチェンジ、TOYOTA Wallet、ENEOS Charge Plusなど、月額無料で使える都度払い型がベストです

中でも私が利用しているENEOS Charge Plusは、登録費も月額費もかからず、必要なときだけ支払えばいいという気軽さが魅力。スタンドは主にガソリンスタンド跡地などに設置されていて、都市部や主要道路沿いで見つけやすい印象です。

操作のしやすさ・アプリの使い勝手

最近はカード+スマホアプリの併用が主流ですが、アプリによっては「マップの見やすさ」「混雑状況」「充電履歴」などに差があります。使いやすいアプリを選ぶと、日々の充電がぐっと快適になります。

私が使っているENEOS Charge Plusも、スマホからの登録・確認がスムーズで、EneKeyやカードでも利用可能。ENEOSユーザーであれば、アプリ導入から利用開始までの流れがとてもスムーズに感じられるはずです。

よくある質問(Q&A形式)

EV充電カードに関してよくある疑問

ここでは、EV充電カードに関してよくある疑問をQ&A形式でまとめました。これから充電カードを契約するか検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

Q1. 充電カードがないとEVは使えないの?

A. いいえ、使えます。自宅充電が中心であれば、充電カードがなくても問題なく運用できますし、都度払いに対応しているスタンドを活用すれば、外出先でも充電可能です。

私は「ENEOS Charge Plus」を発行していますが、これは月額無料で、必要なときだけ使えるタイプなので、気軽に導入できました。

充電カードは「必須」というより、使い方に応じて “あると便利” な存在として考えるのがちょうど良いと思います。

Q2. 都度払いって具体的にどうやって使うの?

A. スマホアプリやQRコードを使って、その場で支払う方式です。エネチェンジやTOYOTA Walletなど、カード不要で支払いができるサービスが増えています。

Q3. 月額無料で登録できるカードはある?

A. はい。エネチェンジやTOYOTA Walletなど、完全無料で利用できる都度払いタイプがあります。ただし、使えるスタンド数や機能に制限がある場合もあるため、使い方に応じて選びましょう。

Q4. 1枚のカードで全国どこでも使えるの?

A. 基本的にはeMP系ネットワークに対応しているカードが最も広いエリアをカバーしています。ただし、地域や設備によっては別サービス(例:G‑Stationやエネチェンジ専用)でしか使えないケースもあるため、併用が便利な場合もあります。

Q5. 高速道路での充電にはどのカードが必要?

A. 多くの高速道路の急速充電器はeMPネットワークに属しており、e-Mobility Power系カードやそれに対応したOEMカード(日産ZESP3など)が使えます。
ただし、アプリ対応で都度払いが可能な場合もあるので、事前にチェックしておきましょう。

このように、充電カードには「必須」ではないものの、「あると便利」「使い方次第でコストが下がる」などのメリットがあります。疑問があれば、公式サイトやアプリのヘルプもあわせて活用すると安心です。

【実体験】筆者が選んだおすすめカード

私が現在使用しているEV充電カードは、「ENEOS Charge Plus」です。

このカードを選んだ理由は、月額無料で気軽に登録できること、そしてよく行くエリアにENEOSの急速充電スタンドが多かったことです。普段は自宅での普通充電が中心ですが、たまに遠出をする際に備えて「万が一に備えたサブ的な位置づけ」で持っています。

実際に使ってみて感じるのは、ENEOSブランドの安心感とアプリの使いやすさです。スマホで近くの対応スタンドを探して、アプリやEneKey、カードで簡単に充電できるので、手間もありません。

急速充電料金も会員価格(約46.2円/分)と、非会員よりやや割安。たまに使うだけなら十分なコスト感ですし、月額料金が発生しないので “持っていて損がない”という点も気に入っています。

これまで使った中で不便だった点はあまり感じていませんが、あえて言うならENEOSスタンドが近くにない地域では出番が限られること。ただ、私の生活圏内では充分カバーされています。

もしあなたも「まずは月額無料で始めたい」「頻繁には使わないけど、念のため備えておきたい」と思っているなら、ENEOS Charge Plusは非常にバランスのいい選択肢だと感じています。

登録もすぐにできるので、「試しに持っておく」ぐらいの感覚で始めるのに最適な1枚です。

EV充電カードは “使い方次第” で選ぼう

EV充電カード選択サイクル

EV充電カードは、必ずしもすべてのEVユーザーにとって「絶対に必要」というものではありません。
自宅充電が中心の方や、遠出が少ない方であれば、月額無料で必要なときだけ使えるカードで十分対応できます。

私自身も、現在は「ENEOS Charge Plus」を利用しています。
このカードは月額・入会費が無料で、必要なときだけ都度払いで使えるので、持っておいて損のない1枚だと感じています。
ENEOSのスタンドが生活圏内に複数あり、いざというときの充電先として非常に便利です。

今回ご紹介した7社のサービスは、それぞれに強みがあります。

  • 頻繁に充電する人:
    • eMP系・ZESP3・三菱サポートなどの月額プラン
  • 自宅充電中心&月数回程度:
    • ENEOS Charge Plus・エネチェンジ・TOYOTA Walletなどの都度払い型
  • 新車購入時の特典を活かしたい:
    • メーカー特化型の純正サービス

どれが正解というよりも、自分の生活スタイルや走行距離に合ったカードを選ぶことが大切です。

EVライフは人によって大きく異なります。だからこそ、今の自分にちょうどいい選択」ができる柔軟さが求められます。
まずは無料・都度払いから始めて、必要に応じて見直していく。そんな形でも十分です。

この記事が、あなたにぴったりの充電カード選びのヒントになればうれしいです。

おことわり

本記事は、筆者個人の調査・体験・見解に基づいて構成しています。
掲載している料金やサービス内容は2025年6月時点の情報であり、予告なく変更される場合があります。

正確な条件や最新の詳細については、各充電カードの公式サイトをご確認ください。
契約・利用に際しては、ご自身の判断と責任でお願いいたします。


本記事で使用した画像はNapkin AIを利用しています。

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この記事を書いた人

30代後半から階段の登り降りを始め、10年近く継続中。
週2〜3回の運動で13 kgの減量に成功した経験をもとに、
無理のないシンプルな健康習慣を発信しています。

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