「元日あけに温泉でも行くか」と、
軽い気持ちで向かった日でした。
目的地は茨城県常陸大宮市にある湯の澤鉱泉。
出発した昼どきは曇り空で、
雪になるとは思っていませんでした。
ところが現地に着いてみると、
あたりはすっかり白く変わっていました。
予報を確認していなかった自分が悪いのですが、
この景色を前にすると、後悔は浮かびませんでした。
到着したら、雪が積もっていました
1月2日の午後3時すぎ、
湯の澤鉱泉のRVパークに車を入れました。
出発は昼前。
曇り空ではありましたが、雪になるとは思っていませんでした。
宿に近づくにつれて道の脇が白くなり始め、
到着したときにはすでに車の屋根に雪が積もっていました。
RVパークのそばに立つ東屋の屋根にも雪がのり、
谷を見下ろすと木々の枝先まで白く染まった斜面が
どこまでも続いています。
チェックインの受付を済ませて駐車スペースに収まると、
隣にも同じような車中泊仲間が停まっていました。
そのことが、なんとなく心強く感じられました。


湯の澤鉱泉のRVパークとはどんな場所か
湯の澤鉱泉は、茨城県常陸大宮市の山間にある7室の一軒宿です。
約180年前から湯治場として親しまれてきた歴史を持ち、
6,000坪の広大な里山の敷地に建っています。
「鉱泉」とは、
地下から湧き出る水の温度が25℃未満のものを指します。
加温して提供されるため見た目は温泉と変わりませんが、
湧き出す水そのものは冷たいという特徴があります。
岩風呂と檜風呂の2種類が楽しめます。
この宿にはRVパーク(湯YOUパーク)が併設されており、
キャンピングカーなどでの車中泊が可能です。

アクセスは常磐自動車道・那珂ICから国道118号線を大子方面へ。
水戸から北へ40〜50km程度の山間に位置しています。
観光地として整備された場所ではなく、
知る人だけが訪れる静かな宿です。
夕食の川魚と、FFヒーターの夜
宿の夕食に川魚の塩焼きが出ました。
レモンとなますが添えられた、
シンプルで丁寧な一皿でした。

雪の中を走ってきた後の身体には、
こういう料理が染みます。
食事と入浴を終えて車に戻ると、
あたりはすっかり静かになっていました。
雪が音を吸っているのか、
いつもより静寂が深い夜でした。
車は LIFE WALK 製の 8ナンバーキャンピングカー「PlaythingAceSP」。
タウンエースをベースに架装された一台で、
FFヒーターが搭載されています。
外気温が氷点下近くまで下がった夜も、
車内は快適な温度を保つことができました。
FFヒーターがあれば、
冬の車中泊の寒さへの不安はほぼ解消されます。
朝まで熟睡できた夜でした。
夜明けの雪景色と、谷に漂う白いもや
翌朝、6時半ごろに目が覚めました。
車の窓から外を見ると、
まだ暗さの残る空の端にオレンジ色の光が広がり始めていました。

外に出ると、あたりは昨夜より深く雪に覆われていました。
東屋の屋根に雪が積もり、
ベンチの上にも薄く白い層ができています。
宿の煙突からは細く煙が上がり、
静かな朝が始まりかけていました。
7時を過ぎると、朝日が谷を照らし始めました。
雪をまとった木々の枝が光を受けて輝き、
谷全体が息をのむような白さに満ちました。
そしてふと気がつきました。
谷の底から、白いもやが静かに立ちのぼっています。
朝もやなのか、鉱泉の気配なのか。
どちらとも言えないまま、ただ見ていました。

雪景色に白いもやが重なって、
この谷がただの風景ではないことだけは、伝わってきました。
この光景は、晴れた日に来ていたら見られなかったと思います。
まとめ:予想外の雪が、いちばんの景色になりました
湯の澤鉱泉でのRVパーク泊は、
最初から「雪の車中泊」として計画していたものではありませんでした。
それでも結果として、記憶に残る一泊になりました。
どれも、行ってみなければわからなかったことでした。
FFヒーターがあれば冬の寒さは問題なく、
RVパークの設備があれば快適さも確保できます。
あとは、予報を気にしすぎずに出かけてみることかもしれません。


おことわり
本記事は情報提供を目的としており、医療的な診断・治療を推奨するものではありません。
体調の変化や服用に関するご判断は、必ず医師・薬剤師にご相談ください。
本記事で使用した画像は筆者が撮影したものです。

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