【後悔しないために】バンコン購入前に知っておきたい5つの注意点:1年半使った私の実体験より

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目次

「後悔しないか心配…」バンコン購入前に知っておきたかったこと

「バンコンって憧れるけど、実際どうなんだろう?」
私がキャンピングカー(バンコン)を買う前に一番気になっていたのが、「買ってから後悔しないかどうか」でした。

私が選んだのは、LIFE WALK社製 PlaythingAce SPというバンコンバージョン車。購入から1年半が経ち、普段使いもしながら車中泊旅にも活用しています。使ってみて初めて気づいたことも多く、良い意味でも悪い意味でも “ギャップ” を感じる場面がありました。

本記事では、そんな「バンコンを買ってから感じたポイント」を、私の実体験をベースにリアルにお伝えします。ただし、これは「買って失敗した」という話ではなく、「事前に知っていればもっと納得して選べたかも」という視点でまとめています。

これからバンコンの購入を考えている方に向けて、後悔しないための注意点や判断ポイントも含めて、正直なところをシェアします。あなたの選択に役立つヒントがあればうれしいです。

👉 PlaythingAce SP と Plaything Pop
👉 LIFE WALK公式サイト

バンコンとは?メリットばかり語られるけど…

バンコンのメリットとデメリットを比較する

キャンピングカーにはいくつかの種類がありますが、私が選んだのは「バンコンバージョン車」、通称バンコンと呼ばれるタイプ。市販のバン(商用車など)をベースに、内装をキャンピングカー仕様に改装した車のことです。

バンコンの魅力は何といっても、「見た目はバンなのに、中は快適な旅空間」。
走行性能やサイズ感は一般車に近く、それでいて車内にはベッド・収納・テーブルなどの設備が整っているため、キャンピングカー初心者にも人気です。

SNSやYouTubeを見ても「バンコン最高!」「自由な暮らしが叶う!」といった声が多く、実際私もその影響を受けました。とはいえ、メリットばかりに目がいってしまいがちなのも事実。

私はPlaythingAce SPという全長4 m少々・車高約203 cmのバンコンを選び、主に週末の車中泊旅と普段乗りに使っています。実際に使ってみると、「あれ、ここは思ってたのと違ったかも…?」というポイントも出てきました。

次のセクションでは、そうした実際に使ってみて感じた“後悔”ポイント”を正直にお話ししていきます。

私が感じたバンコンの ”後悔?” ポイント5選

バンコンの考慮事項

バンコンは魅力的な存在です。でも、実際に使ってみてはじめてわかる “ギャップ もあります。ここでは、PlaythingAce SPを1年半使ってきた私が感じた「ちょっと ”後悔?” したな」と思う点を、5つに絞ってお伝えします。

駐車場の “心理的ハードル” はあるかも?

私のバンコンは車高約203 cm。210cm制限の立体駐車場には基本的に問題なく入れています。とはいえ、通路の傾斜やバーの位置によって「大丈夫かな?」と不安になる場面もあるのは正直なところ。

特に都市部の立体駐車場では、「車高制限2.1 m以下」と書かれていても、入口に “2m以上の車両はご遠慮ください” といった注意書きがあることもありました。

車高がギリギリだと、たとえ物理的には入れるサイズでも “入庫は自己責任で” という空気を感じる場面があり、正直ちょっとためらってしまうこともあります。気にしやすい方は多少ストレスを感じるかもしれません

私自身は実用上そこまで不便には感じていませんが、気になる方は事前に駐車場の仕様をチェックするのがおすすめです。

意外と“運転しやすい”サイズ感だった

購入前は「バンコンって運転しづらそう…」と思っていましたが、実際のところ、PlaythingAce SP は数値的・感覚的にトヨタ・アクアと変わらない運転のしやすさです。

もちろん、軽EV(eKクロスEV)と比べれば取り回しはやや気を使いますが、見た目以上に小回りが利く印象で、スーパーの駐車場なども特に苦になりません。初心者の方でも数回乗ればすぐ慣れるはずです。

ただし、これより大きなサイズのバンコン(ハイエースやキャラバンのスーパーロングベースなど)になると、取り回しや駐車の難易度は一気に上がると思います。都市部のコインパーキングなどでは、そもそも入庫不可というケースもあるため、「サイズ選び」は快適さと使いやすさのバランスが重要だと感じました。

車内の快適さは “装備しだい” で変わる

断熱性能や空調面も不安視されがちですが、私の PlaythingAce SP ではしっかり断熱が施されており、冬はFFヒーター、夏はDCクーラーで快適に過ごせています

たしかに装備がないと外気の影響を受けやすくなると思いますが、快適性は「車両の仕様次第」というのが実感です。購入時に断熱・空調の装備はぜひチェックしたいポイントですね。

燃費・維持費のギャップ

街乗りで11〜13km/L、高速巡航で14〜16km/Lほど。燃費は悪くない方ですが、軽EVの電費に慣れているとガソリン代が意外と重く感じるようになりました。

また、バンコンは車両価格が高めなうえに、車検や整備もそれなりにかかる。購入後の維持費までしっかり想定しておかないと、思ったよりコスパが悪く感じるかもしれません。

使用頻度とコスパのバランス

1年半使って、遠出したのは月に1〜2回のペース。普段の移動にも使っていますが、正直バンコン本来のポテンシャルを活かしきれていないかも?とも感じます。

「このお金でレンタルした方がよかったかな?」と頭をよぎる瞬間もゼロではありません。頻繁に使わないと、やはり割高感が出てしまうのは否めません。

以上が、私が実際に感じた「バンコンの ”後悔?” ポイント」です。次のセクションでは、それでも「買ってよかった」と思える点をお伝えします。

それでも「買ってよかった」と思う理由

ここまで「後悔ポイント」をいくつか挙げてきましたが、それでも私はバンコンを買ってよかったと感じています。理由はシンプルで、この車があることで、自分の暮らしに“自由”が増えたからです。

自分だけの “動くプライベート空間” を手に入れた

車内には寝床・机・明かり・収納・冷蔵庫・電子レンジ・空調・電気ケトル…。必要最低限だけど、自分が落ち着ける空間がいつでも手元にある安心感は、何ものにも代えがたい価値があります。

仕事終わりに簡単な準備で夜間に目的地へ向け出発。混雑を避けて目的地で向かえられる朝思い立ったらすぐ “プチ旅” ができるこの自由さは、バンコンならではです。

人目を気にせずに“自分時間”を楽しめる

車中泊では読書、コーヒー、仮眠。家では味わえないような「誰にも邪魔されない静かな時間」がバンコンの中にはあります。

とくに私のようにアラフィフ世代になると、家族とも程よい距離を保ちつつ、自分を整える時間が必要になります。バンコンはそんな“第2の居場所”として最適でした。

遠出しなくても“旅気分”が味わえる

バンコンが来てからは、「旅=遠くへ行くこと」ではなくなりました。たとえば市内の河川敷や郊外の道の駅で過ごすだけでも、日常がちょっとした冒険に変わる感覚があります。

家にこもっていた週末が、ちょっとした移動で「特別な時間」になる。これも、所有してこそ感じられた楽しさでした。


このように、たしかに「”後悔?” ポイント」はありますが、それ以上にバンコンがもたらしてくれた “新しい生活の可能性” に私は価値を感じています。

内装が快適すぎて “旅のスタイル” が変わった

これはちょっと意外な変化でしたが、バンコンの中があまりに快適で、「どこへ行くか」よりも「どこで停めるか」に意識が向くようになりました

以前は「〇〇の観光地へ行こう!」と目的地ありきの旅が中心でしたが、バンコンに乗るようになってからは、「近場でもいいから気軽に出かけたい」「静かな場所でのんびり過ごしたい」といった、“移動そのものを楽しむ旅”に変化していきました。

結果的に、これまでとは違う種類のワクワク感や満足感が生まれたと感じています。
キャンピングカーだからこそ体験できる、“非日常”な時間がそこにはあります。

このように、たしかに「”後悔?” ポイント」はありますが、それ以上にバンコンがもたらしてくれた “新しい生活の可能性” に私は価値を感じています。

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バンコンを後悔しないためのチェックリスト

バンコン購入の意思決定サイクル

私のように、**「買ったけど、思ったのとちょっと違ったかも…」**と感じないためには、購入前にしっかりと確認しておくことが大切です。ここでは、バンコン選びで後悔しないためにチェックしておきたいポイントをまとめました。

  • 駐車環境の確認はマスト:
    • ご自宅やよく使う駐車場の「高さ制限」「通路幅」「傾斜」などを事前に確認
    • 特に立体駐車場利用が多い人は、210 cm以上は “使いづらさ” が出やすい
  • 普段の使い方とマッチしているか:
    • 「買い物・通勤にも使う」なら、取り回しのしやすさも大事
    • 軽自動車やサブカーがある人の方がバンコンを “非日常” として割り切って使いやすい
  • 維持費・燃費・保険料も見込んでおく:
    • 車両価格だけでなく、維持費(車検・保険・税金)も含めて長期で考える
    • 走行距離が少ないと「買った意味あるかな…」と感じやすい
  • 家族やパートナーと「使い方のイメージ」を共有する:
    • 「みんなで出かけたい」のか、「一人で楽しみたい」のか
    • 使い方に温度差があると、使われない=もったいないにつながる
  • 実際に“乗って体験”してみるのが一番:
    • 展示場の見学や試乗、1泊レンタルなどを活用して体感するのがベスト
    • ネットやカタログではわからない “感覚” を知っておくことが重要

バンコンは決して安い買い物ではありません。だからこそ、「自分のライフスタイルに本当に合っているか」を冷静に見極めることが、後悔しないための一番のポイントだと思います。

バンコンはこんな人におすすめ/やめたほうがいい人

バンコンはこんな人におすすめ/やめたほうがいい人

バンコンは確かに魅力的ですが、すべての人にとってベストな選択肢とは限りません。私の体験を踏まえて、バンコンに向いている人・向いていない人の特徴を整理してみました。

✅ バンコンがおすすめな人

  • 車中泊やソロキャンプを定期的に楽しみたい人:
    • 使う機会が多ければ、多少の不便も「慣れ」で乗り越えられる
  • 駐車場や使用環境に制限がない人:
    • 車高制限や狭小駐車場がネックにならない場所に住んでいる
  • “移動式の自分空間”に価値を感じる人:
    • 旅先に限らず、どこでも落ち着ける空間を持ちたい人に最適
  • 他にも車を所有している or 日常使いは控えめな人:
    • バンコンを「完全なレジャー用」と割り切れると後悔しにくい

❌ バンコンをおすすめしない人

  • 毎日の通勤や買い物に “気軽に使いたい” 人
    • 車両サイズによって感じ方は変わりますが、取り回し・燃費・車高制限といった点で、一般的な乗用車と比べて “気を使う場面” が増える可能性があります。
    • 日常用途とのバランスを慎重に検討するのが良いでしょう。
  • 使用頻度が少なく、レンタルでも済ませられそうな人:
    • 年数回の利用なら、所有よりレンタルの方が圧倒的にコスパが良いです。
  • 家族との使用イメージが共有できていない人:
    • 「買ったのに家族が乗りたがらない…」という事態は後悔の元
  • 「買えばなんとかなる」と勢いで決めそうな人:
    • バンコンは、じっくりじっくり検討してこそ本当に満足できる買い物になります。

バンコンは、その人の生活スタイルや価値観によって「満足度が大きく変わる乗り物」です。

大切なのは、“自分にとって本当に使いこなせるか”を冷静に見極めること。
あなたの暮らしにぴったりハマれば、バンコンはきっと素晴らしい相棒になってくれます

まとめ|後悔しないためには「自分に合うか」を見極めよう

バンコンは、使い方次第で暮らしをぐっと豊かにしてくれる存在です。私自身、1年半使って「”後悔?” ポイント」も感じましたが、それ以上に得られた自由や心地よさの方が大きいと感じています。

ただし、今回お伝えしてきたように、「買ってから気づくギャップ」も確かにあるのが現実です。車高の制限、取り回し、維持費、家族との使い方の違いなど… どれも、購入前に知っておくことで後悔を避けられるポイントです。

結局のところ、バンコンは「良い悪い」ではなく、あなたの生活スタイルや価値観に合うかどうかが何より大切。
そのためにも、実車の見学や試乗、1泊レンタルなどで体感することをおすすめします。

私の体験が、これからバンコンを検討しているあなたの判断材料になれば嬉しいです。後悔のない、楽しいバンコンライフが始まりますように。

おことわり

本記事は、私個人がPlaythingAce SP(バンコンバージョンタイプ)を約1年半使用した体験をもとに執筆しています。

感じ方には個人差があり、車種や利用環境によって異なる可能性もありますので、あくまで一つの参考情報としてご覧ください。


本記事で使用した画像はNapkin AIを利用しています。

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この記事を書いた人

30代後半から階段の登り降りを始め、10年近く継続中。
週2〜3回の運動で13 kgの減量に成功した経験をもとに、
無理のないシンプルな健康習慣を発信しています。

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