40代がブログを始めた理由:暮らしと心のバランスのために
気づけば40代。
毎日があっという間に過ぎていく中で、ふと「私は今、どんな暮らしをしているんだろう」と立ち止まりたくなる瞬間が増えました。
仕事ではある程度の責任を任されるようになり、家庭では子どもやパートナー、親のことまで考える場面が増える。
そして、自分の体や心の調子にも少しずつ変化を感じるようになってきました。
やるべきことは増えているのに、「自分だけの時間」はどんどん減っていく。
気づけば、目の前のことを “こなす” ばかりで、気持ちに余裕がなくなっているような感覚さえありました。
そんなとき、ふと始めたのが「ブログ」でした。
最初は、「何か書いておきたいな」という、ほんの小さな気持ちからでした。
でも、不思議なことに、書き始めると頭の中が少しずつ整理されていくのを感じました。
その日あったこと、感じたこと、続けている習慣。
誰かに読まれなくても、自分の中に残しておくことで、気持ちが軽くなっていきました。
私にとってブログは、「暮らし」「収益」「健康」という3つのテーマを、自分らしく整えるための “棚” のような存在になっています。
もちろん、最初からうまくいったわけではありません。
書く時間が取れなかったり、何を書いていいか迷ったり、収益がまったく出なかったり・・
それでも続けてこられたのは、“書く” という行為そのものが、私の暮らしを整える手段だったからだと思います。
この文章では、そんな私なりの「40代からのブログとの付き合い方」について、実体験を交えながらお伝えしていきます。
「書いてみたいけど、自信がない」
「毎日忙しくて、とてもブログなんて…」
そんなふうに思っているあなたにこそ、ぜひ読んでもらえたら嬉しいです。
40代のブログは “整える” ための道具になる

40代になると、人生の中で背負っている役割がぐっと増えてきます。
仕事においては中堅〜管理職としての責任があり、家庭では子どもや親のケアが重なってくる時期。体調面でも「なんとなく無理が利かなくなったな」と感じることが増える頃ではないでしょうか。
そんな中で、「ブログを書く」という行為は、単なる情報発信ではなく、自分を “整える” ための道具になります。
書くことで、思考が整理される
日々のタスクに追われると、頭の中が散らかっているのが当たり前になります。
でも、ブログを書く時間を持つことで、思考が自然と整理され、自分の価値観や判断基準に改めて気づくことができます。
たとえば「最近よく飲んでいる青汁のことを書こう」と思ったとき、それがなぜ自分にとって良かったのか、どんな悩みがあってそれを選んだのかを振り返ります。すると、ただのレビューではなく「自分の生活と健康をどう整えてきたか」という小さなストーリーが見えてきます。
情報発信より “自分との対話”
SNSは「誰かに見せる」ことが前提ですが、ブログはもっと“自分に向けた場所” にできます。
誰かの反応がなくても、検索されなくても、積み重ねた記録は確実に自分の中に残り続けます。
40代は “誰かのために動く” 時間が増える一方で、“自分を主語にした時間”が減っていきがち。
だからこそ、ブログというツールを使って、自分と対話し、気持ちを整えることが大切なのです。
今の自分を“残す”ことの価値
そしてもうひとつ。
40代で感じたこと、考えたこと、選んだ道を「残す」ことには、とても大きな意味があります。
未来の自分にとっても、家族や友人、あるいは誰かの役に立つ可能性があります。
それが直接的な収益に結びつかなくても、情報として価値があり、「届けることに意味がある」と思えるのです。
暮らしとブログを両立するための小さな工夫

「ブログを書きたいけれど、時間が取れない」
「毎日続けるなんて無理…」
そう感じている方は、きっと少なくないと思います。
実は私も、最初は同じように思っていました。
それでも今、当サイト Gradatim Lab では毎日投稿を続けています。
とはいえ、「毎日更新しないといけない」と思わなくて大丈夫です。
毎日書いているのは、自分と向き合う時間を日々少しでも確保したいという、私自身の暮らし方に合っているからです。
人には人のペースがあります。
この記事では、無理なくブログを暮らしの中に取り入れる小さな工夫を紹介します。
“10分でも書ける”という気軽さ
ブログというと、「まとまった文章を、テーマに沿って…」と構えてしまいがち。
でも私は、朝のコーヒー時間や、寝る前の5〜10分でも「今日感じたこと」や「続けている習慣」などを簡単に書き留めています。
「青汁、やっぱり今日も飲んでよかったな」
「階段を登り降りするの、今日はちょっとしんどかった」
そんなメモのような言葉が、1週間後には立派な記事になっていたりします。
スキマ時間は “下書き時間”
スマホのメモアプリや音声入力を使えば、通勤や家事の合間にも下書きができます。
思いついた瞬間を逃さずメモしておくことで、あとでまとめやすくなります。
特に私は、階段を登っているときにふとアイデアが浮かぶことが多くて、運動終了後すぐスマホにメモするようにしています。それでも忘れてしまうこともありますが、何日後かに階段を登っているときに、改めて頭に浮かんでくる時もあります。
「毎日」じゃなくて「積み重ね」が大切
私自身は今(のところ)、毎日投稿を楽しんでいますが、それは習慣になるまでに少しずつ慣らしてきた結果です。
最初は「週1で1記事」でも大丈夫。
むしろそれくらいの方が、長く続けやすいかもしれません。
- 月曜〜金曜:思いついたことをメモ
- 土曜:簡単に整理
- 日曜:1記事に仕上げて公開
このリズムなら、暮らしのリズムも崩さずにブログを育てられます。

書くテーマに迷ったら
「今日は何を書こう?」と迷ったときは、暮らしの中で実践していることや、自分の小さな気づきをテーマにすると自然に書けます。
私の場合、水素水や青汁、階段の登り降りなど “自分の体と暮らしを整える習慣” がブログネタになっています。
それが誰かの参考になるかもしれないし、ならないかもしれない。
ならなくても自分にとっての「記録」として残る。
それだけで十分に意味があるのです。

収益は “生活の延長” に:無理しないブログ収益化の考え方

ブログを始めると、どうしても気になってくるのが「収益化」の話。
広告を貼ったり、アフィリエイトで紹介料を得たり ―― 少しでもお金につながるならやってみたい、という気持ちは自然なことです。
でも、40代の暮らしの中でブログを続けていくなら、「収益=生活の副産物」と捉えるくらいがちょうどよいと思っています。
まずは “使ってるもの” を自然に紹介する
私が最初に取り入れたのは、「実際に使ってよかったもの」をブログ内で紹介することでした。
たとえば、乳酸菌青汁や水素水、スマートウォッチや健康管理アプリなど。
暮らしの中で役に立っているアイテムを、無理なく自分の言葉で紹介すれば、それは立派なコンテンツです。
それをAmazonアソシエイトや楽天アフィリエイトなどのリンクに変えるだけで、自然な収益導線が生まれます。
情報発信ではなく、生活の記録としてのアフィリエイト
「収益化」というと、つい「誰かのために書く」ことに意識が向きがちです。
でも私は、「自分の生活を記録しているだけ」という意識を持つようにしています。
その記録がたまたま誰かの役に立ち、その結果として少し収益が入るなら、それはとてもありがたいこと。
“売るために書く” よりも、“使ってみた体験を残す” というスタンスのほうが、心も文章も自然で、長く続けやすいと感じます。
ブログ収益化の基本は「信頼感」
読者が商品を購入するかどうかを決めるとき、一番影響するのは「この人の言葉を信じられるか」です。
ですから、書き方としても:
- 良かった点だけでなく、正直な感想を書く
- 比較記事なら、自分が選ばなかった理由にも触れる
- 「人によっては合わないかもしれない」と正直に書く
こういった誠実さが、結果として収益にもつながると実感しています。
無理に稼ごうとしない
ブログで稼ぐためにあれこれ詰め込むと、だんだん「書くのがしんどい…」となってしまいがちです。
だから私は、「月に数千円でも、自分の暮らしに役立ってるものを誰かに紹介できたらうれしいな」くらいの気持ちで続けています。
収益は目的ではなく、“書く習慣の中で得られる副産物”
それくらいの距離感でいたほうが、心地よく長く続けられる気がします。
書くことで気づく、心と体のリズム

ブログを書くことは、単に情報を記録する作業ではなく、自分の健康状態と向き合う行為にもなります。
実際、私自身が「ブログを書いているからこそ気づけた体の変化」や、「生活習慣を整えるモチベーションにつながったこと」がたくさんあります。
“言葉にする” ことで気づける体調のサイン
今日はなんだかだるい。
昨日よりも寝つきが悪かった気がする。
逆に、最近は調子がいい。
そんなささいな体調の波も、ブログを書くことで「言葉にして残す」ようになります。
不思議なもので、書いてみて初めて「そういえば最近○○が続いてるな」と気づくことも多いのです。
健康習慣の “記録と強化” にもなる
私は毎朝、水素水や青汁を飲み、できるだけ階段を使うようにしています。
それをブログに記録することで、自然と継続の意識が高まりました。
このように、健康に関する小さな取り組みを可視化することで、「続けよう」と思えるようになるのです。
書くことで生活リズムが整う
ブログを書くためには、ちょっとした “静かな時間” が必要になります。
朝起きて書く、寝る前に書く。
そんな習慣が自然とできることで、生活全体のリズムも整っていきます。
心が乱れているときほど、書くことがブレたり、筆が進まなかったりします。
逆に言えば、「書けないときこそ、体と心が求めていることがある」サインなのかもしれません。
読者に伝えることで、自分を律する力に
誰かに見られることを前提に書くと、自然と情報に責任が生まれます。
「いい加減なことは書けない」「自分が実践していることをちゃんと伝えよう」
そう思うことが、自分自身の健康意識を高めるきっかけにもなります。
書くことは、暮らしと向き合い、体と心を整える行為。
それがいつしか、誰かの役にも立っていたら——それはとても素敵な循環だと思います。
まとめ:“書くこと” は、自分を整える習慣になる


40代という節目は、目に見えない変化がいくつも重なる時期です。
暮らし方、働き方、家族との関係、自分の体調や気力。
これまでのようにはいかないと感じる瞬間も増えていきます。
そんなとき、私はブログという習慣に助けられました。
書くことで、思考が整理される。
生活を見直すきっかけになる。
小さくても「私らしい選択」を積み重ねていくための時間になる。
ブログは、派手な成果が出るものではありません。
でも確実に、自分の中に「何かが積み上がっていく」感覚をもたらしてくれます。
- 暮らしのリズムをつくる
- 健康の変化に気づく
- 好きなものを誰かに紹介する
- 少しだけ収益が入る
それらはすべて、“自分と向き合うこと” から始まると感じています。
40代のあなたにとって、ブログが「生活の棚のひとつ」として、静かに寄り添ってくれますように。
おことわり
本記事は筆者個人の経験と感じたことに基づき記載しています。
健康や収益に関する内容については効果を保証するものではなく、あくまで参考のひとつとしてご覧ください。
紹介している商品や習慣についても、実際の利用・導入はご自身の判断でお願いいたします。
本記事で使用した画像はNapkin AIを利用しています。
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